大阪府北部を震源とする今回の地震は、時間の経過とともに明らかになる被害もあり、余震にも予断を許さない状況が続いています。
阪神淡路、東日本の大きな震災から学ぶべき、地震の直後から気をつけたい事をあげてみました。
・余震に注意
熊本の震災でも余震での被害に注目されました。
「余震に注意して下さい」と言われても、いつ来るか分からないのが地震。
寝る時には、枕元に非常持ち出し袋、ライトを常備する。避難経路の確保は必須です。
・家具の転倒防止
今回の地震でも自宅内で家具の下敷きになった人がおられます。
今から出来る対策は、家具の側で寝ない、倒れそうな向き、場所を避けて寝る。
家具が倒れてドアを塞がないようにドアを開けたままにしておく。
・屋外での危険回避
ビルの外壁、高架橋も少なからずダメージを受けています。梅雨の季節、雨が外壁のヒビから内部を侵食しダメージが拡大する事も予想されます。
いざという時には、カバンも頭を守る道具になります。
危険を避ける、機転を利かせる事で事故は防げます。
恐ろしいのは、地震の直接被害はもちろん、地震直後からの恐怖や不要の心配から起こる、消費マインドの停滞です。
地震発生からタイミングを遅らせて、ボディブローのように長くニッポン経済を停滞させます。
身の安全が第一。そして、経済を停めない事が復興への近道です。