「地震とニッポン人の通勤」

6月18日、大阪府北部を震源とする大きな地震がありました。
最大震度6弱、四人の方が亡くなり、300名以上の方々が負傷する災害でした。
今なお余震も心配され、避難所で不安な時をすがしている方もいらっしゃると思います。
今回の地震は、朝7:58発生と通勤・通学の時間帯を直撃し、電車が緊急停止したり駅で電車到着を待ったりたくさんの人たちが足止めされました。テレビでも電車を降りて線路の上を最寄り駅まで歩く人たちの姿が報道されていました。でもさ、震度6でも会社に向かうって、どーなんでしょう?

Twitterの声を見ると、
「遅れても、タクシー使ってでも仕事に来いって、社員やその家族の人命、安全はどこにあるんだ?」
という投稿に多くの賛同が集まりました。

・自分や身内の安全より自分の会社、所属する組織の存続が優先されるのが、ニッポン。

・震度⚫️以上は自動的に出社・通学停止して安全確保のルールを作るべき。

・そのルールがないから、思考停止して変な協調性を発揮するニッポン人。

一方で、電力などインフラ関連、石油プラントなど、こういう災害時でも職場に行かねばならない人たちがいるのも事実です
配電網の点検、火災など二次災害の防止、色んな職場でそれぞれの責任を全うすべく働く人たちが居て、成り立っているニッポンもあるのです。
インフラに限らず、スーパー、コンビニなど流通系も同様。地震で店を閉めていたら飲料水、食料、電池など生活必需品を買い求める人が不便する。
「こういう時にこそお店を営業しておかないと後でクレームが来るんだよ」
というスーパーの店長さんのtweet。
地震とニッポン人の仕事への献身度が毎回のように試されています。

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